ハーブティーと効果・・風邪
ハーブというのは、昔から色々な症状の時に利用してきたものです。海外では、非常に有効的に利用しています。日本でも、最近ではアロマテラピーなどが広まって、おしゃれに、またその成分の作用を知ってハーブティーを楽しむ方が多くなっています。
風邪をひいた時には、エルダーフラワー、ジンジャー、タイム、ユーカリ、シナモンなどが効果的です。エルダーフラワーは、10メートルにもなる大きな木です。この花を利用します。薬効成分は花だけではなく、根、枝、葉すべてにあるといわれています。マスカットのような甘い香りが特徴のさわやかなハーブティーになります。解熱、保湿、利尿、抗炎症作用などがあります。
ジンジャーは日本でもよく利用する生姜のハーブティーです。薬味の代表格ですね。すりおろした生姜に蜂蜜を混ぜたりして飲むことも多いですし、料理にもたくさん利用します。スパイシーな香りなので、好き嫌いがあります。ハーブティーにする時にも、はちみつなどを加えましょう。消化促進、殺菌、血行促進、食欲増進、風邪症状の緩和などの作用があります。
タイムも、風邪症状に効果のあるハーブです。のどの痛み、腹痛の緩和、頭痛、殺菌などの効果があります。古代ギリシャから勇気や気品の象徴とされ、食用にも薬用にも利用されています。タイムは苦みがありますから、他のハーブとブレンドして利用することが多くなります。症状がひどい場合には、通常より濃いタイムのハーブティーでうがいなどを行いましょう。